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画・松本 令子 
 
 蛭田 優子

 この社会は一体どうなっているんだろう。
 先の衆院選の結果は残念でならない。自民党の圧勝! やりたい放題の安倍政権にNOを突きつけられない国民の意識。やりきれない大きなショックで、憲法改正が心配だ。その中での10月31日の紙面 、元文科省事務次官の前川喜平さんの言葉に救われた。
 長年公務員生活で一番大切にしてきたのは、憲法を守り従うということ。これは憲法第99条に明記されているそうだ。そして、強行採決した安保法制は違憲立法である、と言いきった。
 安保法制が成立した2年前の9月18日、前川さんは仕事を終え、帰宅するふりをして国会正門前の反対集会に紛れ込み、デモに参加。安倍政権ノーを訴えたという。正に、人間として公務員として黒を白とは言えない、と言ったあの姿勢を貫いたのではないか。官僚の中にこんな人がいたとは驚きであり感激である。

 それにしても、私たちは学んでこなかった! 日本国憲法のこと、人権、平和のこと。今、世界中の恐しい出来事は、貧困、差別 等の根源が置き去りにされているから解決できないのではないか。
 人は、理想や目標を持ち、それに向って努力することが大切だという。そして達成できた人を称賛する。なれば憲法についても同じだ。恒久平和を願い、戦争放棄を謳った世界に誇る日本国憲法。そのおかげで、海外で活動する多くの日本人は難を逃がれてきたのだ。
 生前の土井たか子(元社会党党首、憲法学者)の言葉を思い出す。「日本国憲法の理念からはずれてゆく現実を肯定し、憲法が現実的でなくなったと言って、改正しようとするのは本末転倒だ。どんどん歪んでゆく現実を憲法の理念に軌道修正することこそが正しい」と。
 その通りで、今、法を裏切って進むこの現実がおかしいのであり、私たちはなぜそうなるかを学び、その火種を取りのぞく努力をせねばならない、と思うのだ。そうしなければ、目標を持った人間ができないからと言って目標を取り下げ、怠けることを良しとしてしまうのと同じではないか。

 (声楽家)



 354号では川前志田名の大越さん宅と楢葉町在住の伊藤巨子さんを取材しました。定期的にお邪魔して変化を確認する定点観測です。市役所や町場とは違ったものが見えてきます。現場に足を運ぶことの大切さを教えてもらえます。

(編集人 安竜昌弘)


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