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画・松本 令子 
 
 武山  輝詔

 「日々の新聞」第347号(8月15日付)に宇沢弘文著『人間の経済』が紹介されました。翌第348号(8月31日付)の1面 、いわき市長選「4年間をだれに託すのか考えた投票を」でも「社会的共通 資本である医療と教育、環境は市場原理の対象にせず、守っていかなければならない」という宇沢さんの、経済学者としての基本的な考えが記されていました。
 宇沢さんは米子生まれで、米子市民栄光賞受賞者の1人です。米子市役所の通 用口の壁面には宇沢さんの額が掲げてあります。「どこかで聞いた名前だ」とは思ったのですが、市民の1人として全く知りませんでした。
 あらためて宇沢さんのことを勉強してみますと、当時の西尾・鳥取県知事が宇沢さんの公園都市構想に共鳴し、具現化をめざしました。この構想には3つの夢があり、1つは全寮制の中高一貫の学園創立、次に終末期の患者が入院できる「医療公園」。3つ目が環境問題を学ぶ「環境大学」です。
 構想は「環境大学」を除いて実現していませんが、全県公園化計画の一環として「花回廊」が整備され、県民憩いの場として運営されています。宇沢さんは生前、生まれ育った山陰や疎開先の日南町の住職から「心の経済学の原点」を教えられたと語っています。
 自宅のパソコンには、「東日本大震災」というタイトルの空フォルダが残されていたといいます。いまとなっては何を伝えたかったのか知る由もありませんが、宇沢さんがこの原発事故をどのように捉えていたのか、その一端でもいいから書き込んで頂きかったと思うばかりです。
 米子には宇沢さんの考え方や生き方を自分たちの暮らしに生かそうという「よなご宇沢会」が結成され、月1回集まりが持たれています。「日々の新聞」で宇沢さんを取り上げて頂いたお陰で、宇沢さんを知るきっかけになりました。

 (声楽家)



 前の文科省事務次官・前川喜平さんが加計学園問題について語った記事をまとめていたら、「文科省の大学設置審が新設を認める答申をした」という記事を目にしました。本当にこのまま進んでいいのでしょうか。
 衆院選の前、毎日新聞のベテラン記者が「安倍さん、あなたよくそうしていられますね。恥ずかしくないんですか」と迫りました。「李下に冠を正さず」と言いながら、腹心の友のために便宜を図り、強弁で押し切ろうとしています。しかも一国の総理がです。
 前川さんの話を聞いていま必要なのは、政治家や教育者、官僚、記者の良心と気高く毅然としたプライドだと思います。だめなものはだめなのです。

(編集人 安竜昌弘)


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