GIFアニメ 日々の新聞
CONTENTS オンブズマン
 
日々の新聞
風の通る家
いわきクロニクル
オンブズマン
編集後記
招待席

田人お伽草紙
草野天平の頁
HIBINO IN IWAKI
時のゆくえ
仲間たちの野辺送り
蔡國強といわきの物語
DUO
オリジナルショップ
定期購読
リンク集
紙面を読んで 第343号
FROM OMBUDSMEN
 
●第332号
●第333号
●第334号
●第335号
●第336号
●第337号
●第338号
●第339号
●第340号
●第341号
●第342号
●第343号
 
   

画・松本 令子 
 
 村岡 寛

 しばしば「公共性」や「公益性」の名のもとに「偏向報道」が指弾され、「客観・中立報道」が話題となるが、日ごろ私は、これにうさん臭さを感じているひとりである。
 実際、「ニュースを真水のように届けたいという思い」でニュースを担当してきたという、NHKアナウンサー武田真一氏の記事(「文芸春秋」5月号)が目にとまり、気になっていた。そもそも「真水の報道」などというものが、存在するのであろうかという疑問からである。
 また最近、ウォーターゲート事件において米ニクソン大統領の告発者となったカール・バーンスタイン元ワシントンポスト記者による「報道の真の敵は、社会通 念である」というコメントを知るにつけ、報道の姿勢や常識が今さらながら問われている、と感じている。
 さてこれらの問題に関しては、たいまつ社の故むのたけじ翁の箴言から学ぶものが実に多い。「美しいといえる生き方があるとすれば、それは自分を鮮明にした生き方である」(「日々の新聞」の『評伝むのたけじ』広告)や「反骨はジャーナリズムの基本的性質」等々からである。
 私は、報道内容は報道・発信主体、さらに認識・表現主体の価値意識とは切り離せないものであると思う。そして、このことにこだわり勇気をもって発信することにこそ、ジャーナリズムの真骨頂があるのではないかと考えている。
 「ジャーナリズムの危機」が叫ばれて久しいが、「日々の新聞」の毎号、毎号の紙面 は、だれにもおもねることなく、いまの時代に求められている「抵抗の文化(風土)」(ノーベル文学賞受賞者スヴェトラーナ・アレクシェーヴィッチ女史)をたがやす梃子になっていると私は思う。
 ひるがえって、私たち読者も激動する現代世界と鋭敏に切り結び、透徹した読み手として成長していかねばならないと思うのである。数多の読者に対してそのような問いかけを発信しうるメディア、これが「日々の新聞」の存在価値ではないかと密かに思いながら、私は送られてくる毎号を楽しみにしている。
 発刊から15年。「日々の新聞」に、引き続きエールを送りたい。

 (地域づくり団体役員)



 中村敦夫さんの朗読劇「線量計が鳴る」(16日午後6時半から、いわきアリオス小劇場)の公演が、間もなくです。「芝居というかたちで、より多くの人に原発問題の本質を知らせることをライフワークにしたい。体が持つかどうかはわからないが、100回はやりたい」という中村さんの思いを手助けしたい、と思い、方言チェックや公演の準備などを手伝いました。
 中村さんのそうした姿勢に共鳴する人が増え、なかには遠くから駆けつけて来る人もいます。心配していたチケットも完売し、当日券を売ることもできません。うれしい悲鳴です。

(編集人 安竜昌弘)




日々の新聞風の通 る家いわきクロニクルオンブズマン情報
編集後記田人お伽草紙草野天平の頁日比野克彦のページ
フラガールオリジナルショップ定期購読リンク集


 
  画面上へ