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画・松本 令子 
 
 吉武 利文

 ギャラリー創芸工房の鈴木さんご夫婦のことは、沖縄の南風原文化センターの学芸員からうかがっていた。それは、私が平成26年より、同センターの旧陸軍病院壕内の臭気の再現の依頼を受けて、現地に聞き取り調査で訪れていた時期であった。壕内の異常な臭気を体験者が異口同音に語ることから、その臭気を再現して、戦争の悲惨さを後世に残そうという企画である。
 その後いわきのギャラリーでお2人にお会いして、原発事故後の異臭体験談をお聞きした。その体験談は、「鈴木さん一家の沖縄避難」として、日々の新聞に掲載されていたのである。実際の記事は、日々の新聞の安竜氏とお会いして目にすることができた。それは、私が鈴木さんご夫婦から伺った内容とひとつも変わらない内容であり、体験の日時など細部にわたって丹念に取材されたことがうかがわれるものであった。
 サブタイトルには、「口を閉ざさず現状訴えよう ヨード臭から逃れて七カ月」とあった。香りに関する仕事をしている私にとって、「ヨードチンキのような消毒臭」がやはり気になる。調べると、鈴木さんたち以外にも、原発事故後、異臭を感じた人がいることが解った。しかしこのことがマスコミで報道されることはほとんどない。
  私にとって沖縄の南風原との縁がなければ、鈴木さんご夫婦とのご縁もなかったことを考えると、ご夫婦の避難の最終地が沖縄で、しかも南風原だったことがとても意味があるように感じられる。記事には、「基地問題と原発問題は共通 している」「福島の人も訴え続けなければならない。口を塞いでしまってはだめだ」と記されている。「旧陸軍病院壕内の臭気」と「原発事故後の異臭」このふたつの臭いも、私たちが生み出した臭いなのである。

(香りのデザイン研究所 所長)




 注目の新潟県知事選が16日に投開票されます。泉田裕彦知事が立候補を突然取りやめ、自民、公明両党が推薦する森民夫氏(67)が楽勝かと思ったら、医師で野党系の米山隆一氏(49)が立候補して、その行方は混沌としています。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題は争点として避けては通 れないでしょう。泉田氏も米山氏にエールを送っているようです。
 不思議なのは連合新潟が保守系の森氏を支援し、民進党が自主投票にしたことです。そこに電力会社の労働組合である電力総連の姿がちらつきます。
 共産、社民、生活が米山氏を推薦しているのに野党共闘の中心でもある民進がなぜ自主投票なのか。米山氏との約束事が破られたという事情があるにせよ、「民進党は原発再稼働に反対できない」と勘ぐられても仕方ないでしょう。

(編集人 安竜昌弘)



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