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画・松本 令子 
 
 イサジ式

 妙なる喜びがある。それは雑誌を作ること。冊子「とまり木」の記事(321号)を読みながら「ミニコミ誌」を思い出す。
 1970年代、学生から会社からアマからプロから、シャボン玉 のごときミニコミ誌が世間に溢れ漂っていた。ラジオの深夜放送を紙に映したごとき玉 石混交。タイトルなどは殆んど忘れたが、アウトサイダーを気取りアンダーグラウンドに誘惑し、イメージのおもむくまま、言葉と絵を賑やかしく詰め込んで。
 宝箱とは云わないが、それは雑誌が幸せだった最後の時代だろう。後に大化けする「ぴあ」などもその中にあった。仲間達の合言葉、「雑誌を作ろうぜ!」
 雨が降り雲が流れて2016年。お手軽お気軽のインターネットとフリーペーパーの前に雑誌絶滅の危機は近づいている。いわんや「ミニコミ誌」に至っては消息不明。「お母さんが泣いてます。電話だけでもして下さい」(妹より)なのだ。
 でもね、皆の衆よ。「とまり木」も「日々の新聞」も《スピリット・オブ負けるな雑誌ここにあり!》ではないか。作り始める人、作り続ける人がいるではないか。明日、世界が終わろうとも、今日もリンゴの種を蒔く人達。
 あ、突然解ってしまった。
 「雑誌を作る」ことは即ち「人として生きる」こと。それは妙なる喜びであること。
  ああ皆の衆よ、これを寿(ことは)がずしてどうする。歌えや踊れ乾杯だ。失った夜明けを取り戻すために、出発の準備はいいか。

(フォーク者)




 むのたけじさんが亡くなりました。101歳。訃報に接し「ついに」というのが正直な気持ちです。最後まで自らの信念を貫き生き切った、ということでしょうか。残念なのは「たいまつ」の復刊です。むのさんは最後まで廃刊とは言わず、休刊で通 しました。「必要になったら出す」という態度を最後まで崩しませんでした。まさに新聞人でした。

(編集人 安竜昌弘)



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