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画・松本 令子 
 
 鈴木 薫

 日々の新聞を読んでいるみなさんは、ホールボディカウンター(WBC)を知っていますか? WBCは、人の身体の中の放射能を測る測定器です。測定核種はセシウム134・137。3.11以前、人の身体の中に放射能が入り込むなんて考えたこともありませんでした。でも原発の事故で、そのことは現実になりました。
 「たらちね」では2011年12月からWBC測定を行っています。その時、たくさんの普通 の人たちからセシウムが検出され、WBCの測定結果を知り、多くの人が悲しい気持ちを抱えました。
 「放射能が身体の中に入ってしまい、自分は孫を抱かないほうがいいんじゃないか」「いつも一緒に過ごす犬をかわいがると、犬の毛についた放射能を吸い込んでしまうから触ってはいけない」「自分は原発の近くで被曝したから、お産をした娘の手伝いに行ってはいけないのか」など…みんなが苦しい気持ちを抱え、その時間を共有した私たちと励まし合い笑顔をとりもどし、この5年を過ごしました。
 あんな思いはもう2度としたくないし、だれにもしてほしくないと思います。原発事故は、今も現在進行形で存在します。これから、どうしたらいいのかノ考えても考えても、何処にもたどりつかず。けれども、大切な子どもたちを守るということだけは、はっきりと見えています。子どもの健康や未来が輝かない世界は、どんな人も元気に生きられないものだと思うからです。
 3.11から五年…ここからまた、私たちは心を寄せて助け合い、未来に光を見出せるよう歩んでいきたいと思います。日々の新聞は、その歩みを文字にして、見えるようにして、私たちに届けてくれると思います。

(NPO法人いわき放射能市民測定室「たらちね」事務局長)




 「Wの悲劇」などで知られるミステリー作家の夏樹静子さんが19日、心不全で亡くなりました。77歳でした。
 ちょうど10年前にいわきで講演を聞き、あとで少し話しました。品のいい穏やかな女性、という印象でした。東京で生まれ育ち、福岡の出光家に嫁いで生涯、福岡で暮らしました。
 東京を離れ、最初は淋しかったといいます。そのうちに「東京にいると東京しか見えないから、東京が日本のすべてのような錯覚を起こすが、地方にいると日本全体が見える。日本をよくするのは地方からの働きかけ」と感じるようになったそうです。でも現実には、地方の声がなかなか中央には吸い上げられません。悲しい限りです。

(編集人 安竜昌弘)



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