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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 東京の東急キャピタルホテルと聞いて、ビートルズが来日した際に宿泊したホテルと連想する世代は私くらいまでであろうか。そのホテルがこの秋に全く新しく建物も建てなおしてオープンする。設計は隈研吾氏である。
 1年ほど前に隈さんから電話がかかってきた。「新しく出来るザ・キャピトルホテル東急の地下鉄からのエントランス部分に壁画を制作してくれないか」という内容であった。隈さんからは時々電話がかかってくるが、仕事の電話は珍しい。二つ返事でOKし、担当者と打ち合わせして、トントコトンと仕事を進めた。
 恒久的なものだから素材は土で、焼き物でやることにした。工房は湯河原にあり、これまでも何度かそこで制作したことがある。隈研吾が設計した新生ザ・キャピトルホテル東急は日本庭園が自慢であることから、そこへと繋がる飛び石をイメージとした絵を描き、それを焼き物に。その絵を焼き物にする行程の中で今回ちょっとこだわったというか、遊んだ部分がひとつある。それは絵を描いたベースが段ボールであるので、その段ボールの表情も焼き物に出来ないかというたくらみであった。
 工房のスタッフといろいろ話して、段ボールのエッジとか、逆に柔らかい部分とか、小口のナミナミの部分とかを土で再現して、やってみることに。粘土の段階では重いかんじであったが、絵付けして焼いてみたら、これがうまいこと段ボールの質感を出しながら焼き物の風合いが出た作品となった。
 現場に設置された作品を工房のスタッフと設計のスタッフと見ながら、みな大満足であった。自画自賛してもなんだけど、どうなるか未知の部分が多い試みだったがゆえに、目の前に現れた作品をまじまじとみてしまった。
 ペインティングの場合、その工程は全て自分で生み出していくが、焼き物は途中に窯入れという行程があり、そこは火に任せるしかないのである。土と釉薬と火がどんなバランスで焼成されていくのかは、コントロールが100パーセントきかないだけに、うまくいったときの満足度は格別 である。
 もうすぐオープンするこのホテル。いろんな人の目に触れることであろう。そのときがまた楽しみでもある。もしビートルズがまた来ることがあったら(といってももう2人はいないけれど)、是非SUBWAYで来てもらいたいなあ。

(アーティスト)
※紙面に掲載される画像はモノクロになります。




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