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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 テレビ番組の取材で古代遺跡発掘現場に行ってきました。行き先は地球の裏側、ペルーです。そこにはたくさんのピラミッド(ピラミデと呼ばれる)が眠っているんです。
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 ピラミデ発掘現場撮影の合間、スケッチを描いた。この地の持っているパワーを体いっぱいに吸い込んで、空気を描く描く描く。描きながら発掘に携わっている若き研究者から聞いた言葉を思い出していた。
 「ペルーでは文化を芸術的に捉えているが、ピラミデなどは芸術的な部分だけでなく、技術、科学的にも優れていることを証明していきたい」「美術も、天文学、農作もすべて繋がっている。その区別 はなかった」
 彼の言葉を色づけしてしまっているかもしれないが、今の私がやりたいこと、やっていくべきことが、大きな視点で捉えられたような気がした。
 自分のしていることは一体なんなのか? なんとなく触発されるものがあるから制作が始まるけれど、1つ1つのものはバラバラではなくて、自分の中では繋がっている。それをしっかり捉えたいといつも思っていた。それがなんとなくわかったような気がした。具体的に言えば、「明後日朝顔」が収穫で「FUNEプロジェクト」と「種は船」は航海、「明後日新聞」が言語、あと天文学と科学をしっかり繋げていけば、技術と美術が分離していない世界を生み出すことができるかもしれない。古代アンデスに教わる。

 20枚程描いた絵を若き研究者ダニエルが見たいというので、強い風の中、吹き飛ばされそうになりながら見せる。
 「アンデス文明は今まで山の中という印象だったけど、今回の海辺のピラミッド群は、海の向こうの私たち日本と繋がるイメージを抱かせてくれた。これは古代からの重要なメッセージである。だから海の絵をこの丘から描いたんだ」と下を向きながら喋って、絵をめくって見せたけど、エミリオさんは、全く通 訳をしなかった。みんな「日比野はいったい何を言っているんだ。それよりも遺跡の絵がないじゃないか?」という表情だった。
 遺跡とはいったい何なのか。古代の建築物を復元したところでその思想は伝わらない。現在と繋げなくては意味がない。古代と現代に境界線をつけて立入禁止にしてはならない。
 このアスペロにある遺跡の意味は、日常の中に生かされてこその遺跡であると思った。全てを掘りつくす意味があるのだろうか。見えている部分だけが遺跡ではない。この海も空も古代からのメッセージなのである。
(アーティスト)




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