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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 日本丸って船を知っていますか? 昭和5年に文部省航海練習船として建造された4本マストの美しい帆船です。その後、昭和59年にその使命を終えるまで地球を45.4周、11,500名の実習生を育てました。現在は横浜の港で一般 市民に公開され、青少年錬成の場として活用されています。そんな日本丸に私は先日宿泊しました。
 船室などは日中公開していますが、宿泊は船員としての訓練をうけないと泊まれません。日本丸は宿ではなく船なのです。ですから短期間とはいえ緊急時の避難訓練をしなくてはいけません、寝床も各自作ります。消灯は午後10時、起床は6時半。朝食前にヤシの実で甲板磨きを行います。
 船長の話も聞きました。20人が8時間ずつ3交代制で24時間。29枚の帆をコントロールしていく。日本丸が実際に航海しているときは帆船ですから、絶えず傾いている。45度の傾きの時もある。船底には800トンの鉄が重しとして積んであり、200トンの水が左右のバランスを取るために用意されている。船室に水が入らなければ90度傾いても日本丸は沈没しない。大海原では2,278トンの大きな船も水に浮かぶ1枚の木の葉のようなもの…。
 そんな中で船員たちの腹を満たすために、ご飯を炊かないといけない。大きなお釜は揺れてもこぼれないように、ブランコみたいにユラリユラリと釜部分が揺れる構造になっている。しかし船は波を切って走り続ける、だから熱湯がこぼれて大やけどをおったりもする。ご飯を食べる、夜寝るという当たり前の行為が海の上ではすんなりとは行かないのです。
 風の力だけで太平洋を60人が航海するというロマンな話と、その中にある日常の話は日本丸の中で聞くとリアルであり、甲板に出たら水平線が見えるような気がするのです。
 夜寝付かれなくて甲板に出ると、高層ビルのランドマークタワーがすぐ横にそびえ立っていました。観覧車にはネオンが輝き、横浜の街はまだまだ寝静まってはいません。都会のど真ん中にあるのに…。船は時間空間を運んでくれる不思議な乗り物です。
(アーティスト)




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