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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 気に入った靴を見つけた。プラスチックの買い物かごのような表情の靴である。あみあみになっている。色は赤。材質は柔軟性のあるプラスチックのようなゴムのような、ふつうは靴には使わないような素材である。
 ここが私の心をくすぐった! 素材は知っている、見たことはある。そしてあみあみの状態も見たことがある、身近でいえば、金属のネットとか、網タイツとか。そして当然ながら「靴」も知っている。
 けれどこの3つの組み合わせは見たことがない。プラスチックの網の靴! というこの絶妙なセッションが「欲しい!」という購買欲を…手に入れたいという独占欲をかきたてられたのである。
 この素材をなぜ今まで使わなかったのか。決して珍しいものではなく、高価なものでもない。しかし使わなかったのには理由がある。それは機能的には靴と言うものと相性が悪かったのであろう。素材開発が進む中で、このようなものが生まれてくるのである。
 きっとこの素材は、加工しやすく、柔軟性があり、形を保つ事が出来るほどよい強度があるのであろう。しかしこの素材はこの靴を作るために開発された素材ではないのであろう。
 靴というもののもつ商品価値に対して素材の開発費はどう考えても元が取れそうにない。何かほかの商品のために開発され、その素材の可能性ということで「ちょっと靴にでも使ってみたらどうだろう」ということで現れた代物なのが、この靴なのであるに違いない。
 正直言って履き心地が今までのものと全く違うというものでもなく、履くと早くなるという、スピード社のレーザーレーサーという例の水着のような効果 があるわけでもない。ただ見た目が新鮮! というビジュアル的な話なのである。だから新聞社が取り上げるニュースにもならない。
 しかし私にとっては、北島選手があの水着をほしがるように、この靴が欲しくなった。世の中的にはなんの出来事にもならないけれど、わたしにとってこの靴は事件であった。
 美術ってこんな感じのことが多い。見慣れた者の組み合わせなんだけれども、なのに価値感が変わってしまう。ちょっとした、しつらえ、見たてで、意識が変化するのだ。それはレーザーレーサーを着て日本新を出す選手の気持ちと同じであるのだと思う。がんばれニッポン!がんばれニッポンのメーカー!!
(アーティスト)




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