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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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縄文杉に会って考えたこと

 屋久島には今まで5、6回行っていますが、縄文杉には行ったことがありません。朝4時起きで出掛けないと、日が暮れるまでに下山出来ない登山コースなのです。つまり屋久島にいるときはいつも朝寝坊するほど、夜は地元の人と交流をしてしまっていた、ということなのですが…。
 しかし先日ついに縄文杉を見てまいりました。行きが5時間、帰りが4時間で計9時間の山歩きです。人生の中で一番歩いた一日ということでしょうか。縄文杉は樹齢7200年とも、いやそれ程ではないとも、いろいろ言われていますが、結局は年輪をみないと分からないそうです。縄文という名が表すように、その肌、形には縄文土器が持つあのメラメラ燃え立つ力強さがありました。
 とにかくヘトヘトになりながら辿り着いて、目的地まで来たと言う達成感を讃えてくれるには充分な迫力の木でした。しかし一番印象的なのは、その道中にあります。線路の上を歩くのが全体の8割なんです。まるで「STAND BY ME」の映画のようで。最初は面白いのですが、そのうち下ばかり見ていて飽きてくる。枕木と歩幅の間隔を合わせるのが苛立ってくる。山歩きを想像していたのに、これじゃあ家出少年の旅だ。  この線路は現在も使用されており、木の運搬用に月に2度程ディーゼルトロッコが走るのです。現在、一般人が山へ入るには、ある程度のとこまでこの線路道を歩くしかなく、最後の所で、線路も敷けないような急斜面を足元を一つずつ確かめながら登っていくのです。つまり往復で6時間くらいは線路を歩いていたということ、これもまた人生の中で初めての行為でした。
  「山手線を一周徒歩で制覇しながら縄文杉にも会うことが出来る!」なんていう売り文句はいかがでしょうか?将来的にはこのトロッコ列車で観光客をも運ぶアイデアもあるそうですが、楽しそうだけど、何かそれはそれでつまらなくなる気もします。難しいとこですね。
 大自然を体感したいけど、快適でありたい。便利な道具があれば、それを使ってしまうのが人間です。でも、その楽した分、なくすものもある訳で、広まる分、その魅力を知る人が増える訳で、でもその分、壊れる部分があるわけで…。そうそうフランスのラスコーの洞窟は今はカビが壁画に生えてきてしまって閉鎖されています。原因は多くの人間がそこを訪れたからだそうです。
(アーティスト)




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