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 2005年冬至の日に岐阜市の長良川で「こよみのよぶね」が始まり、17年12月22日で12年目を迎えた。「こよみのよぶね」とは、和紙と竹で市民が作った大きな1から12の数字を屋形船の屋根に乗せて、夕暮れとともに明かりを灯して川を下るという新しい行事である。
 長良川では1300年続いている鵜飼が有名で、今年も11万人の人々が集まってきた。鵜飼とは鵜匠が夜に篝火を舟の舳先で焚き、その明かりに集まってきた魚を鵜に捕まえさせるという川の漁法の事である。鵜匠さんらは毎年5月11日から10月15日まで毎晩漁をしている。
 この漁を人に見てもらって岐阜を知ってもらうために屋形船などを出しておもてなしに仕立てたのは、なんと織田信長である。450年前の1567年、それまで井ノ口と呼ばれていたこの地域を岐阜と名付け、楽市楽座を開き自由に売り買いができる場をつくった。今でいう地域創生、市場活性の街づくりである。
 歴史のある行事、風習も最初の1年目、1回目があった。2年目とか2回目に同じことを繰り返すのか、変わっていくのか、それにはそれぞれに行うことの意味において自ずとそうなっていくのであろう。1人の人間が生きている時間を超えていくことを目指して行ったとしても、それをつなぐ人の意識、つながれる場所の変化で変容していくのであろう。同じ人は2人といないし、同じ時間は2度とない、同じ同志の仲間の中でもその関係は日々移り変わる。
 「こよみのよぶね」は1年で1番夜が長い冬至の日没とともに始まる。3時間ほど川の流れに浮かび、明かりを川面 に映した後ノその夜のうちその形は解体され姿はなくなる。私たちはこの時間を「楽日初日」と呼んでいる。また来年みんなが集まって作るための始まりである。こうして12年続いてきた。
 干支も一回りした。今年は2度目の戌年の「こよみのよぶね」が始まります。

(アーティスト)
 

 
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