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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 この夏はブラジルに36日間滞在していました。前半はサンパウロ、後半はリオデジャネイロ。ひとつの国にひと月以上滞在したのは、久しぶりです。
 20年程前は、パリとかニューヨークに年に1度くらい2カ月ほど滞在しては制作していました。それ以来の感じです。私の仕事も絵を描くだけではなくなってきて久しいのですが、アート活動をやり続けていることに変わりはありません。
 今回のブラジルも新たに始めたアートプロジェクト“TURNモの活動の企画監修で、2人のブラジル人アーティスト、1人の日本人アーティスト、1人のワークショップファシリテーターと滞在してきました。
 このプロジェクトは、マイノリティのコミュニティにアーティストが滞在しながら、利用者、入所者らと時間を共有して、互いのその人らしさにまなざしを向けて、日々時を過ごします。そこで、なにかしら形が生み出されていくことと対峙し、自己を相手を人を確認しようとしていき、社会の基盤を築いていこうというものです。
 アートの特性である、「1人ひとりの、そのひとのらしさに価値を見出していく」ということを社会の中に重ねていくことが、次なる社会を築くことになるのではないか、と考えています。
 日本で2年前から始めた試みで、アート活動と福祉的活動の重なり方には、まだまだ見えていないところがたくさんあります。それゆえに、海外での活動はまだ早いかなと思いましたが、意外にもブラジルでは活動を享受する浸透力が早かったんです。異なるものを受け入れるのは、移民によって築きあげられてきた国だからでしょうか。個人の意見ははっきり言うのですが、受け入れていく国柄なのかなと感じました。
 不自由な環境が自己を見つめ、互いを想う力を生み出す。まさにアーティストらはサンパウロの福祉施設に滞在して、そう感じ、その力が制作活動の原動力となっていきました。
 ブラジルでのTURNの活動は、早速隣国アルゼンチンにも、その評判が伝わり、評価を得ています。日本での発信よりも反応が早い南米に驚いているとともに、これをきっかけに国など関係なく、国境も人種も時代もTURNしていくことになるのだろうな、と思いました。
 日本の夏から秋に移り変わる季節のある日、国内を移動している途中に考えていたことでした。

(アーティスト)
 




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