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 水戸芸術館で8月1日からCAFE IN MITO Rという展覧会が始まり、初日に私は公開制作を行いました。タイトルは「10年の記憶を再生します」。10年前の2005年にHIBINO EXPO 2005と題した展覧会をこの場所で開き、その時から「明後日朝顔プロジェクト」を毎年水戸芸術館で行ってきました。
 朝顔の種が次の年の記憶を繋いでいくというこのプロジェクトのように、人間の私の身体の中にも、種同様に10年の水戸での記憶が蓄積されています。その身体を使って再び水戸で展覧会を行い、その出品作品を水戸で水戸の人たちに囲まれた空間の中で生み出していく。種が土と水を得て発芽するように、私の体から線が生まれます。
 当日午前11時。展示室8の4m×8mの壁に大小様々な紙を30枚ほどで埋め尽くし、幅1.5m、長さ8mのロール紙を2本、壁の両端に壁から床にはりめぐらせて、制作開始です。体調を整えた私の身体は10年の記憶を再生する装置と化していきます。自分は種、手の先から発芽する線は、これまでの記憶。その記憶を今日の人たちが見つめています。
 「私はこの10年間、日々生きてきた。眠りと眠りの間を1日といい、長い眠りと長い眠りの間を一生という。身体は時間を旅する。私の2本の手はいくつものものを掴み、握り、抱え、振り、持ち、叩き、撫で、私の2本の足はいくつものことを訪ね、待ちわび、駆けつけ、立ち去り、駆け寄り、佇んできた。1日の身体の行動は全てが私のブラックボックスに記録されている。その記録が明日のそして明後日の身体のゆくえのしるべとなる。日々その繰り返し…」
 そんなことを想いながら紙の上で私の身体が動き、その軌跡が絵になっていきます。
 午後3時、私の身体は動きを緩め、8月1日に辿りつきました。そしてこの時間の記憶が最新情報として積み込まれて、明日へ、そして明後日につながっていきます。
(アーティスト)
※紙面に掲載される画像はモノクロになります。




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