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 2013年9月30日、アムステルダムにあるゴッホ美術館で書いたメモ書きです。
  「何気無い日常風景の中から美を抽出してくるから、それが鑑賞者に伝わりやすくなる。美を感じるよく効くものになり、それが作品になる。自然と一体となり描く。自然の中で自分に入ってくる感度の高いところを自分は見ている。それを絵にする。それが出来ている絵は、鑑賞者にとって、自然の中に現実にいるのと同じ印象をもつ。いきなりその感度が美術館の人工的ななかでやってくるから驚く。自然と画家が一体になり絵を産み出す。絵と鑑賞者が繋がり、自然界に連れだされる」

  この日は、午後の飛行機で帰国することになっていて、午前中は時間ができたので、ホテルから歩いて15分ほどのところにあるゴッホ美術館を訪ねた。ゴッホは私にとって、なんとなく近しい気がする作家である。
  その理由は明快で、私が1番最初に覚えた画家の名前はゴッホであった。その理由も明快で、最初に見た画集がゴッホであった。その理由も明快で、集英社世界名画大全集第1回配本がゴッホであった。私が9歳の時だった。画集の表紙の絵は「アルルの跳ね橋」。そのメカニカルな橋の構造に興味津々であったのを覚えている。
  ゴッホ美術館で本物の「アルルの跳ね橋」の絵を見ながら、印刷物の絵を眺めていた時のことを思い出すという、不思議な時間を過ごす。そんな時間は滅多にない。画集を鑑賞していた9歳の頃と、絵を描く人の気持ちとなってオリジナルの絵の前に立っている55歳のその対比・関係を言葉にして、記憶に留めておこうという気持ちが、メモをとる行為に至らせる。
  メモはスマートフォンで、撮影もモノにより可能なゴッホ美術館は、スマートフォンで。メモは自分さえ分かればそれでいいという価値観で書くから、あとで読むと、国語的におかしなところもあるが、逆にそれが何かを自分のなかで省略し、結合させている文になっている。
  気がつくとお昼を過ぎていた。頭の中はすでに帰国していたが、身体がまだ残っていた。
(アーティスト)
※紙面に掲載される画像はモノクロになります。




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