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Katsuhiko hibino in Iwaki 2001
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 爪が伸びたと気が付くのは、絵の具とか画材を使った後に手を洗っても、爪に絵の具などが残っているとき。だから絵の具を使わない日が続くと爪が伸びたと気がつくのが遅れがちになる。今がそんな感じで、あれ? こんなに伸びていた! と、この文章を書くためにキーボードを叩いたときに爪があたって気がついた。
  気がつくと当然切りたくなる。しかし爪切りがないからカチカチ音をたてながらテキストを打つ。しかしカチカチ音を立てている時は文字が打てない確率が高くなる。その理由はiPadの画面 のキーボードだから。爪だけではキーボードが反応しない。指のお腹でタッチしないとダメ。だから自ずと指が普段よりそり気味になる。その手の仕草は少々女性っぽい。そんな指が視野に入ってくるので気になってしまい、その結果 、この書き出しになっている状況。
  仕草は形であるが、その形になるには必然性がそこには存在する。しかし必然性がなくてもその仕草を真似ることにより、らしくなるというとがある。いつしか真似ているうちに本質的な部分も、「らしく」を超えてそのもになってしまったのではないか、と自己暗示にかかってしまい、その行為を身体が必然性なんだと勘違いして、本質を変えてしまう。
  このあたりまで文章が書き進むと、私の指も随分と上手にカチカチさせないで打てるようになってきた。ということはこのらしさに自分も洗脳されながら、この数分で、自分の中の何かが変わってきているのかもしれない。などと考えてしまうのには、今朝の朝刊で山中教授ノーベル賞受賞の記事を読んだ影響があるような気がする。
  iPS細胞は、真似することが上手な細胞である。らしさを忠実に再現することが出来る細胞である。何にでも仕草を真似れば本質をも変容させてしまう。私はもともと男だから女の真似はできません! とはならない細胞で、男女だろうが、内臓だろうが、目ん玉 だろうが、爪だろうが、へそだろうが、何にでもなりますよ! という細胞の話なんだと勝手に解釈をする。
  この細胞の話は、実は気持ちの問題である。僕にはできないと決めた瞬間に可能性は0になる。何にでもなれるiPS細胞は気持ちが強いやつなのである、とさらに勝手に解釈をする。私もiPS細胞になりたい。なったら何になろうかな……。まずは爪を切ってから考えるか。

(アーティスト)
※紙面に掲載される画像はモノクロになります。




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