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朝さんのこと

 倉本聰さんのドラマ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)が終わり、その流れで10月から「トットちゃん!」を録画して夕食のあとに見ている。黒柳徹子さんと家族の物語。お母さんの朝さんと、お父さんの守綱さんの出会いから始まって、いまは守綱さんが出征したところだ。
 朝さんを知りたくて、著書『チョッちゃんが行くわよ』を読んでみた。黒柳朝さん。1910年、北海道の滝川町(現在の滝川市)で生まれ育った。父は山形出身で、仙台医学専門学校を出て、無医村の滝川村で開業した。医専では魯迅と机を並べて学んだという。
 母は宮城出身で、代々熱心なクリスチャンの豪農の一人娘。宮城女学校で学び、朝さんが幼いころ、よくフランス語で歌ってくれた。朝さんが東洋音楽学校(現在の東京音楽学校)の声楽科に進学したのは、母の影響もあるかもしれない。
 朝さんは兄と2人の弟に挟まれ、大自然のなかで明るくのびのび、おてんばに過ごした。音楽学校時代にオペラのコーラス・ガールのアルバイトをしていてヴァイオリニストの守綱さんと出会い、父親の反対を押し切って結婚した。
 子どもは三男、二女。47歳の時、三男が生まれた。昭和19年には7歳の長男を亡くし、間もなく守綱さんが出征、子どもたちを連れて青森に疎開。その大変な時期に得意な歌で祝儀をもらい、飯炊き屋や行商もして家族を守り、戦後、東京に家を建てて守綱さんの帰りを待っていた。
 とにかく前を向いて、明るくやさしく、困難があってもその時々、独自の発想で乗りきり、暮らし、生きることを楽しんだ。この母にしてトットちゃんありと思う生きざまだ。

 
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