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「高橋新聞」の編集長

 1カ月ほど前、「高橋新聞」編集長の高橋よ志子さんの自室兼編集室を訪ねた。よ志子さんはいま、ケアハウスで暮らしている。机にはワープロが置かれ、本棚にこれまでに発行した新聞のファイルが並び、新聞づくりには欠かせない大きなコピー機もある。
 ケアハウスに居を移しても、カメラを持って自家用車で取材に出かけていた。ところが春先に体調を崩し、その後、まちのお祭りを楽しめるぐらい元気になったが、5月には腸閉塞で入院。そして退院した翌日、脳梗塞を起こして再び入院した。
 それでも娘の文子さんと法子さん、友人たちの協力を得て、新聞を発行し続けた。6月号では救急車に2回、お世話になった経緯と入院生活を報告。7月号は「右手の麻痺で字も数字も書けません。加えて咳き込みと息苦しさが頻繁です。でも、やっと新聞を送れます」と、新聞家族のみんなに向けたあいさつ文を載せ、歩けるようにもなりたい、と編集後記に綴っていた。
 よ志子さんの状態を新聞で確認しながら、9月号の編集の山を越えたと思うころ、ケアハウスに行った。リハビリをかなり頑張ったのだろう。顔色もよく、そろりそろりと歩けるようになっていた。
 よ志子さんが「高橋新聞」を創刊したのは1995年1月。それまでの約10年間に舌がん、2度の乳がんなど、手術と入退院を繰り返してきた。「病気に負けない」と前向きに闘ってきたが、もう終わりにしたかった。かねてから温めていた新聞作りを始めた。
 それから休むことなく、22年作り続けている。いつしか、よ志子さんのなかで「高橋新聞」の存在は大きくなり、つらいことがあっても励まされ、生きる支えになっている。
 そろそろ10月号(274号)が届くころ。300号まであと2年ぐらい。308号の1面 にはきっと、東京オリンピックの写真が載るに違いない。1号、1号を楽しく作り、積み重ねてほしい。

 ※よ志子さんの「よ」はにんべんに予です。

 
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