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長久保鐘多さん (詩人)
 
 この7月で第50号に到達した『詩季』編集者の一人。高校で社会を教えながら詩を書き続け、これまでに詩集3冊、エッセイ集1冊を出している。ある詩人の言葉に「集まることは個を深めること」というのがあるそうで、「『詩季』の25年はそんな感じだと思う」と、飄々と話してくれた。
 「来るものは拒まず、去るものは追わず」が会のモットー。長久保さんは5号から参加した。会の精神的支柱とも言える、中柴光泰さん、会設立のきっかけをつくり経済的に発行を支えている、主宰者の白井欽一さん。この二人が吸引力になって、さまざまな人たちが集まってきた。それは、いわきだけにとどまらず、中央からの参加も多い。ぎゅうぎゅう縛り合うのではなく、緩やかな結合を保ちながら、おうような空気を大事にする、それが『詩季』と言えた。
 長久保さんは、50号を機に『詩季』創刊の原動力となった、いわき現代詩人会議の宣言記録を紐解いた。そこには、熱き思いが満ち満ちていた。
 「かつて詩人郡を育てた、いわきの詩風土は、どこに消えたのであろうか。荒涼とした風が吹き過ぎるのみである。いわきの詩季よ山河よ甦れ、再び詩の風土を興し、新風を沸き立たせ、先人の残した詩壇詩潮の伝統を受け継ぎ、未来へ橋渡しをする使徒たらんことを期する。天機は目前にある」
 この宣言を読んだ長久保さんは「いわきの詩風土の伝統を受け継ぎ、さらに未来へとそれを還流させる決意」を感じた。そして、「いくら貧乏しても、広告は出さずにやっていこう」という魂の源泉にふれ、思いを新たにした。そういえば昔、詩人はみんな貧乏で、そうしたなかで言葉をふりしぼって言葉を紡いできたわけで…。長久保さんは、あらためて「詩季の精神」を実感したのだった。
 長久保さんにとっての詩は、生きるということの確認。ただ生きているだけではなく、それを自分で確認する作業。いい言葉を語らないといいことがなかった世代だから…、と照れくさそうに笑った。
 短詩ではなく散文詩。剣のように瞬時にスパッと削るのではなく、粘土を塗り重ねていく。あわやあぶくの方がその時代を表現している―と、自らの詩やその考え方を語る。
 ―これからの『詩季』は
 「若い人に参加してもらわないと。いわきにこだわらず広く呼びかけたいですね」






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