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 朝早く起きて小名浜を散策してみると、このまちがかなり変わってきていることがわかる。6月にオープンする「イオンモール」は急ピッチで工事が進み、市が行ってきた周辺整備はほぼ完了した。「アクアマリンふくしま」はどんどんリニューアルし、見慣れた「ら・ら・ミュウ」と「小名浜美食ホテル」が、いやに貧弱に映る。海沿いから汐風竹町通 りを歩いてみる。途中2カ所にスポットパークができている。でも、通 りは変わり映えしない。
 本町通りに出て、タウンモール・リスポへと歩を進める。建物の周りが解体のために覆い隠されている。駐車場だった旧小名浜ショッピングセンター跡地では、ヨークベニマルの建設工事が始まっている。イオンのオープンと足並みをそろえるのだろう。少し足を延ばすと、リスポに入っていた「どさんこ」や「高木屋」が新しい店になって商売を始めている。一番困るのは駐車場で、気軽に停めることができたリスポの駐車場が使えなくなっている。
 イオンモールのテナントはオープン1カ月前にならないと、発表されない。しかし、求人案内のイオンモールいわき小名浜求人サイトを見ていると、どんな店が入るのかが、ほぼわかる。主なところを見てみると、スターバックス、牛たん炭焼きの利久、ハートブレッド、チェルシーニューヨーク、アメリカ屋、名画座いわき小名浜(ポレポレいわき)など。あとはコジマ・ビッグカメラ、無印良品、サーティワンアイスクリーム、マンママリー、ブックエース、幸楽苑、タカキュー、丸亀製麺、ニトリデコホームと、おなじみの顔ぶれだ。
 イオンモールの傾向というのはある程度わかっていたので予想はしていたが、おなじみの店が一カ所(モール)に集まっている、というだけで魅力がない。「どうしても行きたい」という店がないから吸引力も生まれそうにない。はじめのうちは物珍しさで混雑するだろうが、すぐ落ち着いてしまうのではないか。このテナント内容では、わざわざ平から来る必要もないから、5年後が心配だ。何年か前に行った横須賀の港沿いのショッピングセンターを思い浮かべてしまう。
 小名浜港周辺の再開発が計画され、核になるキーテナントが決まらないでいるうちに震災と原発事故が起こって、「震災復興を手伝いたい」とイオンモールが手を上げた。しかしこれでは人を呼べないし、復興の手助けにはならない。まるでラトブの二の舞で、ふたを開けたときの市民の落胆ぶりが目に見える。外観が変わっても中身が変わらないと、まちは再生しない。あとは地域住民の小名浜への愛着と情熱にかかっている。


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