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オリックス・バファローズ投手 小松 聖さん
 プロ2年目のシーズンで15勝3敗の好成績を上げ、パシフィック・リーグ最優秀新人賞に輝いた小松聖選手(27)=オリックス・バファローズ。シーズン・オフはテレビ出演、取材対応などで忙しい日々を過ごした。年末年始と地元いわきに帰省したが、こちらでも後援会が組織されたり、いわき市から市民スポーツ栄誉賞を贈られたりと、まさに時の人。合間を縫って取材をしたなかでの小松語録をまとめた。

 ■子どものころからプロをめざしていました。
 野球少年だった。夢はプロ野球選手。3人兄弟の末っ子で、兄2人も野球をやっていた。そうしたなかで父・嘉典さんは「兄弟のなかでは聖がいいとこ取り」と言う。兄たちの影響もあって小名浜少年野球教室で野球を始め、中、高、大、実業団と投手。それを本人は「運動神経があまりよくなかったし、何よりも投げることが好きだったから。投手しかできなかった」と謙遜しながら言う。
 子どものころ、野球教室のだれもが「将来はプロ野球選手」と言い合っていたが、小松選手は「夢をあきらめずに向上心を持ち続けること」がモットーだった。今回の帰省で出身チームである小名浜少年野球教室の後輩たちを指導した。そのとき「野球少年だったころの心を持ち続けることの大切さ」を痛感した、という。

 ■体格が良いことに越したこ とはないですけど、野球はそれだけではないですから。
 櫛田一男いわき市長などに「上背はどのくらい?」と尋ねられた。180センチ、80キロ。プロ野球選手としては決して恵まれている体格を持っているわけではない。しかし、まったく気にしていない。「大石大二郎オリックス監督も小さいですし、小さくてもプロでやれるんだ、と思われるような夢を与えられる選手になりたい」と言う。確かに身長があればボールに角度がつくという利点はあるが、どうということはない。スピードがあるからといって力んでしまっては意味がない。要はボールのキレとコントロール、そして緩急がモットー。それにハートが加わる。ボールに気持ちを乗せ、「打てるもんなら打ってみろ」と気合いを入れる。そうでなければ、すごいバッターばかりのプロでは、ビビってしまってやっていけない。

 ■志、意識は高く持ってもらいたいですね。
 このところ、いわきから甲子園出場校が出ていないのが寂しい。県大会でのホームランをいつまでも言うのではなく、「甲子園でホームランを打ってやる」という気概を持ってもらいたいというのが、日ごろの思い。練習にしても妥協しながら漫然とやるのではなく、高い目標を持ち、それに近づくように努力することが大事。

 ■やっていることは同じ。要は信頼です。
 1年目は、一軍と二軍を往き来し、主に中継ぎ要因。10.2イニングを投げ、1勝をマークし、防御率は2.53だった。それが2年目に入り、先発陣が故障などで戦列を離脱。中継ぎから先発に回って、めきめき頭角を現した。しかも下位低迷の責任を取らされたコリンズ監督に代わり、大石監督になってからはチームの連敗ストッパーとなり、エース級の大活躍。チームを2位に押し上げる原動力となった。
 「監督の何が違ったのか。チームに何が起こったのか」の問いに対して「選手がやっていることは同じ。ただ、信頼という面で違った」という。失敗すると明らかに不機嫌な顔になり、選手を攻める雰囲気だった前監督と比べると、大石監督は選手を信頼し、失敗してもいいから伸び伸びとやらせた。監督の選手に対する信頼がチームのムードを一変させた。結局、172イニングを投げ、3完投を含む15勝3敗。防御率は2.51という好成績を収め、パ・リーグ新人王に選ばれた。

 ■大事なときに活躍できる、期待に応えられる投手になりたいですね。
 後半の快進撃で2位に浮上したオリックスは、クライマックスシリーズで3位の日本ハムと対戦。先に1勝されて王手をかけられた状態で先発を託された。しかし不運が重なり勝利を呼び込むことができなかった。それが大きな反省材料として残った。
 エースとはどうしても勝ちたいときに勝てる存在。ここで小松が行けば勝てる、とチームメイトが思い実際にいい投球をして勝ちをものにする。それが真のエースであり、チームにとって必要な選手と言える。クライマックスシリーズでのつまずきは、新たな課題として闘志に火をつけた。




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