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 自民党福島県第五選挙区支部長 坂本 剛二さん  


 臨時国会が終わってすぐ告示で、さまざまなことを払拭する手はあったが、時間がなかった。安倍総理が1人で頑張ったけれど立ち行かなかった。いろんな問題が曲解されて表に出ていた。
 例えば、強行に法案を通したとか。年金問題もしくみややり方が悪かったのではなく、働いている職員が労使なれ合いで働かないような協定をつくっていた。いままでは組合側から内部のいろんなミスが民主党に流れたが、このごろは使用者側からの話が出てきている。年金問題は国民の関心が高いだけに、マスコミや野党に逆な方向に誘導されてしまい残念だ。
 強行採決など1度もしていない。国会運営は私(自民党国対筆頭副委員長)が責任を持ってやっていた。丁寧に、野党の言うようにやっているうちに、時間がなくなってしまった。野党は法案の審議をしないで、スキャンダルの追求ばかりだった。
 与野党の委員会の理事同士で採決を合意して、採決に入ると野党は委員長にあらかじめ断っておいて、「反対だ、反対だ」とマイクを取り上げたりしていた。強行ではなく、みんな合意でやっている。つくりあげているのをテレビが映している。「それは違う」と言う時間がなかった。
 小沢(一郎)さんからは「与党が強引に採決に持っていったような演出をしろ」という指示ですから。でも野党の思い通りにやったって、1年中、委員会は開かれず、法案も審議できず、成立できない。
 だから政治に責任を持っている与党は、ある程度、野党に妥協して譲歩したなら、責任を果たすための行動を起こす。イギリスではこれをギロチンと言う。与野党が話し合って委員会で審議して、ある一定の時間になっても野党が採決に応じなければ、即刻、採決に入る。イギリスでもそういうルールがなければ、議会制民主主義が機能しない。
 平成19年度予算を年度内に衆議院、参議院で可決・成立させるのに、最大に骨を折った。民主党の委員長、委員長代理を向こうに回して、相当やった。そして3月2日に本会議採決に持っていった。
 これに持っていくまでに、野党は柳沢厚生大臣の「産む機械」発言があって、1月25日に開会式やって、26日から出てこない。「柳沢が辞任しないと応じない」と。26日の本会議、27日の予算委員会、与党だけでやった。
 特に補正予算は新潟地震の災害救助資金だから、待ってられない。それにもかかわらず彼らは政局優先。柳沢を辞めさせて、安倍内閣を総辞職させようとしか思っていない。小沢さんっていう人は自分の目的を達成させるためには何でもやる。

 参議院選では29ある定員1人区のうち、民主が23勝って、自民が6勝った。ではどのぐらい負けたかというと、トータルで100万票。それを29で割ると、1カ所3万票ほど。あと1万5千票とれば勝っちゃう。そういうもの。だから、さほど気にしていない。全国区は民主党より20万票少なかった。結果 は大幅に議席を減らしたが、その辺が選挙。それをわからないで浮かれていると、次の衆議院選が大変だと思う。
 衆議院選はなるべくやらない。民主党が景気いいと思ううちは絶対やらない。ただ、4割近い国民が政権は自民党より民主党がいいと思って投票したんじゃない、と言っている。悪いことが重なって、安倍さん個人の問題もあるんだろうが、小泉さんの後はだれが総理大臣をやっても貧乏くじを引くようなもの。
 北朝鮮の核実験が昨年10月にあって、その後、安倍さんを無視したかのように麻生外務大臣、久間防衛庁長官、中川昭一政務調査会長が勝手なことを言い出した。閣議では安倍さんが入ってきても立たない。「総理をばかにしている」と中川秀直幹事長が怒った。
 でも、8月から小沢さんが必死になって選挙対策していた、10月の神奈川と大阪の衆議院補欠選挙はどちらも自民党が勝った。選挙の神様の小沢神話が崩れた。
 ところがその後、12月に入って本間前政府税調会長が女性と官舎に入っていたとか、いろんなスキャンダルを抱えて1月に入り、国会に入る5日前に柳沢厚生大臣の問題、それから伊吹文科大臣、松岡農水大臣の事務所費問題、予算委員会で尾身財務大臣の沖縄不明朗な資金の流れなどが騒がれた。

 参議院は野党が過半数を上回ったが、これが本来の姿だと思う。二院制は上院と下院は同じであっては意味がなく、チェックアンドバランスがうまくいく。参議院と衆議院で与野党のバランスが違ったことで、ようやく本格的な議論が行われて、そこで妥協・修正が行われる。
 いまの収支報告の問題は民主党もみんな同じ。政治家は全然、経理を見ないから。事務所にまかせっきり。生煮えは絶対いけないから、安倍さんは改革を続行したいと言っているが、自民の七割、民主の7割の議員は改革反対。だから文句を言うし、安倍さんはもう辞めたらとも言う。これに負けられない。われわれはそれを支持する。
 はっきりわからなくてはいけないのは、補助金や事業費など地方へのばらまきはもうできない。いままでさんざんそれをしてきて、800兆円の借金をつくってきてしまった。この借金を返さないと、海外から日本に金が集まらない。これが日本の経済の大きな傷で、放っておくと化膿して命までとられてしまう。いま応急処置をしているところ。痛みは改革の途中だから。

(9月8日インタビュー)



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