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 ヘンゼルとグレーテルのように森をさまよう。クスノキやブナ、もみの木やカラマツやカエデの森じゃない。さまざまな人が着る、さまざまな服、衣装の森。
 砂漠の国に住む少女の服、山登りに持って行きたい帽子、高層ビルのまん中が似合うコート、内蔵をイメージしたダンスウェア、双子のくつろぎ着、ウェディングドレス、歌舞伎の衣装、宇宙を旅するための服、作務衣、パオにもなっちゃいそうな森の女王のドレス…。

 普段、意識しないけれど、服には古からの時間と多くの人々の手の温もりが蓄積されている。綿花やひつじを育て、綿を打ち、毛をすいて紡いで、糸にして染めて、織って、デザインして、縫って、だれかが着る。
 服を着た人は、その歴史と文化、スタイル、色、光、風にすっぽり包まれる。服は、着た人の気持ち、姿勢、センス、立ち居振る舞いでイメージを変える。単体ではそれぞれ独立しているのだけれど、着たり着られたりして、プラスとマイナスの作用が働く。

 コスチュームデザイナーのひびのこづえさんはその作用の面白さを知って、コスチュームづくりを始めた。こづえさんの衣装の森をさまよっていると、ほんとうの森を歩いているように気持ちがいい。
 シンプルなデザイン、心地よい色彩、感じる手ざわり、ナチュラルな空気。その漂いに浸りながら、時折、お菓子の家を見つけたような驚きとしあわせ気分に遭遇する。そして森を抜けた時、素敵なカーディガンを1枚ひっかけている。透きとおっていて、目には見えないけれど。




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